距離感が壊れてない人達

【背景】
普段と同じ機材(サイコン)を使い
普段と同じ様にキューシート見て走ってるのに
サイコンの値がキューシートの区間距離に対し
同じか、少ない方にしか振れないのは変だな。
普段は少なかったり多かったりするのにね。
「もしかして・・・?」
450kmくらい走って気付いた。





【下調べ】
サイコン(CAT EYE V3)と
前輪に付けたマグネットから
区間距離を計っている。
この値が0.05~0.2kmづつ短かい事が多いように感じた。



サイコン(Garmin Edge500)と
後輪に付けたマグネットから
走行データを収集している。
今回、旅館に到着する30分くらい前に
バッテリー切れになりましたので
総走行距離は不明です。
しかし、小海大橋~PC7~ゴールのラップ計測で

小海大橋~PC7(登り基調)
公式距離:19.6km(信濃200kmだと19.3km)
計測距離:18.9km

PC7~ゴール(下り基調)
公式距離:55.2km(信濃200kmだと55.1km)
計測距離:55.0km

路面の凹凸、落下物、道路の屈曲具合により
下りでは車道の外側線をトレースするのは難しく
他の交通に配慮すると中央線のトレースも難しいので
計測距離が延びる要因となりますが
登りと下りのどちらも公式距離(キューシート)より短い。
登り区間は信濃200kmと600kmで距離が異なるのも気になります。



ルートラボの距離は
拡大して見ると反対車線を走ってたりしますし
私もルートラボの信憑性は無いと思います。
しかし、他のブルベではルートラボの距離と比較して
問題が起きるようなズレは無かったなあと。



自動車のメーターは
日本車の速度計/距離計は次の理由により
過大表示するように作られていて正確ではない。

道路運送車両の保安基準の細目を定める告示
別添69速度計の技術基準
3.3.速度計の指度は自動車の走行時の速度を
下回ってはならないものとする。

これは、重要部品の維持管理や
速度違反時の責任の所在に関係し・・・。
以前、GPS計測したところ
メーター読み85km/hの時にGPS計測で80km/hでした。
約5%の誤差とは某解説の通りかなとも。
よって、自動車のメーターを基にキューシートを作成すると
不都合が起きそうですし
多くのチェックポイントを作ると
小さな誤差も積もり積もって?





【GPSロストした場合】
GPSロスト(GPSによる現在地把握が出来なくなった場合)
走行距離はどうなるのかという指摘があった。
なるほど、面白い着眼点だなと。
トンネル区間のあった栄村付近の走行経路を確認した。
使用機器は、Garmin Edge500+スピード/ケイデンスセンサー


20120512-14.jpg
(GoldenCheetah ver2.0)
トンネル内の位置情報は表示されない?
スピード/ケイデンスセンサーから
走行距離やパワー/ケイデンスの記録には問題は無いようで。



20120512-15.jpg
(MyTourbook 11.8.2)
トンネルの入口と出口というか
位置情報を失った地点と再認識した地点を
ソフト的に直線で結んでいるようだ。
スピード/ケイデンス/心拍といったデータは
その直線上に反映させているみたいだ。



20120512-16.jpg
(ルートラボ)
MyTourbookを用いて走行データのファイル形式の変換を行い
ルートラボで閲覧できるように ”轍 version3.60” を用いて
走行ポイントを8000ポイント未満に間引いたので
MyTourbook以上の精度にはならない。
使い慣れてて見やすいですが。

GPSナビの位置計測のみの場合は、どうなるか不明。
位置情報を失った地点と再認識した地点を
直線的に結んで走行距離の算出をするのか?
ちょっと分からない。
しかし、ブルベで位置計測だけをするランドヌールなんていないだろう。
読み込ませているルートに沿って走行距離の補正されるのかな?

スピード/ケイデンスセンサーも使っていると
ローラー練習すれば分かる通り
車輪計測が位置計測より優先されるので問題無さそうだ。
もっとも、停車すると位置計測モードに移り
誤測定による距離が延びるのが問題かもw





【実車確認】
私の自動車であって、試走に使われたものではない。
使用機器は、SUZUKI EVERY、Garmin Edge800
タイヤ空気圧を規定値に合わせ
高速道路脇のキロポストで検証した。
高速道路はターミナルチャージ(乗り入れ料金)と
距離に応じて料金徴収を行うため
実生活において信頼出来そうな長距離のものさしとなりうる。
(一般国道のキロポストは曖昧かもしれない…)


通勤時に確認すると
自動車のオドメーターで6.0km、GPS計測で5.89km
約2%弱の誤差
この時点では、どちらも値も正しいとは言えない。


高速道路のトンネルを含まない区間では
キロポストとGPS計測の誤差は、ほぼ無い。
キロポストと自動車のオドメーターは約3%の誤差。


20120512-12.jpg
高速道路のトンネルを含む区間では
GPSの位置情報をロストすると積算距離がストップし
位置情報を再取得しても積算距離の補正が行われなかった。
自動車で62.2km、GPS計測で49.03km


20120512-13.jpg
走行データをMyTourbookに読み込ませてみても 49.027km
しかし、走行データをルートラボに読み込ませると 60.3km
自動車の62.2km÷1.03=60.388km
だいたい合ってる!意外だw
ルートラボは距離を近似的に補正をするのか?


再び、トンネルを含まない区間を走ると
自動車のオドメーターは
GPS計測より3%長い表示となった。
予想通り。





【Qシート、ルートラボ、Garmin(車輪計測)での差】
20120512-01.jpg
※静岡200は少し寄り道した
※静岡300は20分くらい収集ミスし、数km寄り道した
※中部300は少し寄り道した
※中部300、中部400は約4kmのトンネル走行有り

Qシート/ルートラボ、Qシート/走行データで約1%違う場合には
誤差、ミス、ルートの引き間違いなど
なんらかの要因があると考えざるを得ない。
統計的に0.3%以内とか0.5%以内と考えて良いだろう。





【推察】
どういう車で、どういう計測方法をしたか知らないが
区間距離が3km未満なら
自動車でも自転車での距離計測に差は無く
二段階右折による距離の増加(?)を加味し
3km以上の区間では2%のプラス誤差があったとすると
総走行距離は592kmとなった。

確定的な走行ログはありませんし
真の走行距離がなにかとの問題もありますが
道路運送車両法から、601km無いと考えられ
もしかすると・・・。
ひょっとすると・・・。
確定的な走行ログはありませんが(笑)
【緩募】距離が有ったことの説明





【おまけ】
例えば、自転車競技場の測定線
以前、バンク練で「測定線は・・・」と教えてもらう機会があった。
慣れないとスプリンター・レーンの中を全力で走るのは難しいけれど
慣れると何処を走れば良いのか分かるでしょ?とのこと。



例えば、フルマラソンの競技距離
コースの長さは競技距離より短くてはならず、
かつ誤差は競技距離の1000分の1以下。
21世紀現在では、自転車計測員が3台の距離計付き自転車で
縁石から一定の場所を走行して
3台の平均値で距離を求める方法が主流。



例えば、BRM主催者規則
距離は道路地図、
(自動車や自転車の)走行距離計、
計算機の地図ソフトなどから
確定しなければならない。
イベントの総距離は
必ず各ブルベの公式距離より長くなくてはならず、
公式距離より数キロ長い程度にすると良い。



ブルベの距離は自動車や地図ソフトから確定しても良いらしいが
どういう誤差を含んでいるか検討しないと微妙な事態になりそうで
公式距離に1%おまけをつけたものを基準とするのが良いのかな。
フレッシュのルートを事前走行する人に
「そこまでするものなの? 地図ソフトで適当に・・・」と聞いたところ
「自分が作ったルートですから、責任を持ちませんと・・・」とのこと。
白線に沿ってキューシートの走行距離を確認する人とか
何故か区間距離がほとんど合ってるキューシートとか
-0%~+0.1%を確定するマラソンコースの計測員とか
距離を確定する作業は大変な労力なんだなと。
「距離感が壊れている」より「距離感が壊れてない」方がやばそうだゾ。
601km走って0.5~1.0%足りない可能性があると言及する程度では低次元だ。





今週のつぶやきや、mixiのまとめがコレ。
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ブルベ、クリテ、バンク。ケイデンスを上げて走るのが好き。遅いけれど。ブログの文字フォント等の体裁はブルベシーズンが終わってからぼちぼちと…

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